先週土曜日のオンラインクラスで久々に再会した中学校2年生のタロウさんと中学校1年生のライアンくん。

その時に印象的だったふたりのやり取り。

タロウ「ライアン、合宿な?」

ライアン「うん、合宿ね」

合宿とはアンゴラ東京の名物(?)のキッズ合宿のことです。

普段は、大久保、築地、溝の口、長原、と別々の場所で練習しているアンゴラ東京のキッズ達ですが、年に数回開催されるキッズ合宿では各地のキッズが一緒に練習し、トシ先生が作って下さる美味しい食事を一緒にいただき、保護者の方とは離れてヒロコ先生と子供達だけで一泊する、という体験をします。

参加しているキッズ達は、住んでいる地域、学校や学年もバラバラですが、このキッズ合宿を通して子供同士の絆を深めているようです。

そんなキッズ合宿に何度も参加してきたタロウさんとライアンくん。そんなふたりのやり取りの中で交わされた「合宿」という単語。

その「合宿」の二文字にはきっと、友達に会えるワクワク感、連帯感、自立心、達成感、など、色々な想いがギュッと詰まっているのだろうな、と、遠い昔に子どもだった大人は子供の頃の感覚を手繰り寄せて彼らの思いを想像しつつ、これからも彼らが素晴らしい経験を積み重ねていくことを願い見守りたいと思うばかりです。

「合宿な?」「うん。合宿ね。」

いまは新型コロナで直接会うこと、一緒に練習することは出来ないけれど、また必ず会おう。「合宿」というたった二文字だけで気持ちが通じ合えてしまう。「合宿」はカポエイラキッズ達の秘密の合言葉なのだと思います。