カポエイラアンゴーラ東京の大久保、東中野(北新宿)のクラスは専用のスタジオと楽器、築地クラスには専用の楽器があります。

ビリンバウはグンガ、メジオ、ヴィオラ、と種類の違うビリンバウで練習が出来ます。

カポエイラでは、ビリンバウ、パンデイロ、アタバキ、アゴゴ、ヘコヘコ、という複数の楽器を使いますが、それらの楽器が常備されているスタジオのあるカポエイラのグループは日本ではあまり多くないと思います。

私も以前はカポエイラの練習に行く時は、練習ウェア、ビリンバウ、パンデイロ、を自分で持参していました。家から練習場所に通う時はそれでも良いのですが、困ったのが仕事帰りに練習に行きたいときでした。

仕事用の荷物とウェアとパンデイロをバッグに詰めるとパンパンになるのは仕方がないとして、問題はビリンバウでした。

ビリンバウは1メートル以上の長さがあるので、手作りしたケースに入れても持ち歩くと結構目立ちます。割れやすいカバッサを持って満員電車に乗るのもヒヤヒヤしました。でもどうしても練習に行きたかったので会社のオフィスにビリンバウを持っていったら、オフィスの入り口で警備員さんに止められました。。(止められるだろうな、と予想はしていたので確信犯でしたが。苦笑)

楽器であることを説明をしてオフィスには入れましたが、次にビリンバウを置く場所がない!という状況でデスクの下に無理やり入れてビリンバウに遠慮しながら座りつつ仕事をしたこともありました。笑

これらはカポエイラする人あるあるだと思いますが、カポエイラアンゴーラ東京で練習するようになってから、この「あるある」が無くなったのはとても恵まれていることだと常々思います。

トシ先生がブラジルで楽器を買って持ち帰ってきてヒロコ先生と一緒に専用のスタジオと楽器を常備し、普段の練習で使えるようにしてくださるのみならず、イベントの時は楽器を現地まで運んでくださっています。

ノリさんはアタバキのメンテナンスやこだわりのバケッタを作って下さり、O島さんやタロウさんは練習前にビリンバウのアラーミ(弦)を張って音合わせをしてくださっています。

そしてみずほさんは新大久保と東中野のスタジオ関連のSNSや練習情報を、フミさんは築地のSNSや練習情報をアップデートしてくださっています。

本当に恵まれた環境の中で練習させていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。

カポエイラも楽器も歌もアラーミを張るのもなかなか上達しないですが(涙涙)カポエイラアンゴーラ東京への愛と感謝は増すばかりの今日この頃です!