保育園の年中さんの時から「築地カポエイラの会」でお母さんのフミさんと一緒にカポエイラを続けてきたタロウさんが17歳になりました。

誕生日のお祝い、そしてそろそろ高校卒業後の将来に向けた準備を始めるタロウさんと今のうちに心置きなくカポエイラを楽しもう!ということで築地でroda(ホーダ)を行いました。

今回のrodaはタロウさんのラダイーニャから始まりました。

タロウさんに初めて会った時、「こんなにビリンバウと歌の上手な中学生がいるんだ!」と衝撃を受けたのですが、いまでは更に成長し素晴らしいビリンバウと歌でrodaを盛り上げてくれます。

そしてタロウさんとフミさんの親子jogo(ジョゴ)。約13年間一緒にカポエイラを続けてきたふたり。

「築地カポエイラの会」を訪れる人々をいつでも笑顔で暖かく迎え入れてくれるふたり。

そんなふたりの笑顔と愛情が溢れるjogoに思わず胸がいっぱいになりました。

「大好きなカポエイラを続けさせてくれた両親、子供の頃からカポエイラを教えてくれたトシ先生とヒロコ先生、一緒に練習してくれた先輩達、そして後輩達、みんなに感謝しています」

そう語ってくれたタロウさんは、カポエイラとカポエイラアンゴーラの未来。

トシ先生とヒロコ先生、フミさん、そして先輩達から受け継いだものを同世代と次世代に伝え、彼らと一緒にカポエイラを未来へと繋いでいってくれる存在なのだと思っています。

これからカポエイラ以外の新しい挑戦が始まると思いますが、その挑戦の後に新しい視点と変わらぬ笑顔と共にタロウさんが戻ってきてくれるのを楽しみに待っています!