写真はビリンバウのメンテナンスの様子です。
ビリンバウは、アラーミ(弦)を張ったビリーバ(木の棒)にカバッサ(ひょうたん)が括りつけられているだけというシンプルな楽器です。
しかし、ビリーバもカバッサも楽器として用いるために、少し手は加えてるとはいえ、自然のままの形を利用して使うので、この世には同じものが1つとないんです。
だからこそ、良い音を響かせるためには、ビリーバとカバッサの相性はめちゃくちゃ大事!!
さらに、カパエイラアンゴーラでは、音の高さの異なる3本のビリンバウを用います。
ちなみに最も低いものをグンガ(gunga)、真ん中のものをメジオ(medio)、一番高いものをヴィオラ(viola)と使い分けるので、
グンガに合うビリーバとカバッサはこれとこれ。
メジオに合うビリーバ、カバッサはこれかしら?
ヴィオラに合うビリーバ、カバッサはきっとこれ。
とビリーバとカバッサのお見合い(合コン?笑)をさせてから、音を鳴らしてみて、この組み合わせで大丈夫!となったら、はじめてビリンバウとして使えるのです。
まさに一期一会。
さらにすごいのは、ビリーバもカバッサも経年劣化によって消耗しても、その後カシシ(細い木で編んだ入れ物の中に、小石や豆、木の実などを入れて演奏する打楽器)として再利用されるということ。
まさに身近で学べるSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
カポエイラからSDGsにつながるとは!?となりましたか?
ビリンバウについてはまだまだ深ーいお話があるみたいですが、またいつか。
ご興味お待ちいただきましたら、まずは体験レッスンへ是非お越しください!
月(Mon)19:00-20:30 ;Stuioonda東中野(オープンクラス)
木(Thu)21:00-22:30 ;Studioonda大久保(オープンクラス)
金(Fri)13:30-15:00;Studioonda大久保(オープンクラス)
オープンクラスは参加費1500円/回。
お気軽にお問い合わせください。
angolatokyo@gmail.com
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