私事になりますが、昨年秋に2ヶ月間くらい体調不良の為に、カポエイラも含めて十分な運動が出来ない期間がありました。そしてそれをきっかけに肩に痛みが出るようになってしまいました。(整形外科を受診し、疾患名は認識しています。)

肩に痛みが出るまでは、バナネイラ(逆立ち)、ポンチ(ブリッジ)が出来るようになりたくて、毎日練習していました。

バナネイラは最初は壁逆立ちも出来ず、ポンチはまったく身体を持ち上げる事が出来ず、という状況で、そもそも練習にすらならない状態から始まりました(笑)

でも1年くらい続けていたら、壁逆立ちであれば1分30秒位キープ、ポンチも床から身体を70cm位持ち上げた状態(メジャーで測ってもらったんです!笑)で1分キープ、まで出来るようになりました。

「さあ、次は壁無しでの「正式なバナネイラ」を目指して練習だー!」と思っていた矢先の肩の痛みでした。

やっと出来るようになった事が出来なくなり、再び1年前(それ以前かも?)の状態に戻ってしまった。。正直これにはかなり凹みました。

でもいまもやっぱり、バナネイラとポンチが出来るようになりたい、と思っています。

この思いは不思議と消えませんでした。何故ならバナネイラとポンチが出来たほうが動きの幅が広がって、Jogo(ジョゴ/カポエイラ組手)の時に相手ともっと楽しくコミュニケーションが出来ると思うからです。

まだ痛みがあるので、いまは、バナネイラとポンチ以外のカポエイラの動きや歌や楽器の練習を優先 させて、あるいはストレッチを学んだり、筋力アップを目指してトレーニングに励んだり、他の方から教えていただいたアドバイスを試したり、そのアドバイスを自分なりに消化したり自分向けにアレンジしたり、等々、自分と向き合う貴重な時間、と前向きに捉えて過ごすようにしています。

こんな風に大人を前向きにそして夢中にさせるカポエイラ。本当に不思議な伝統芸能であり自己表現であり身体表現でありコミュニケーション方法ですね(笑)