カポエイラって、運動できる人だけがやっていたり、格闘技だと思っている人も、ダンスだと思っている人もいますよね。すべてあっているところもありますが、それはカポエイラの一端でトータルでこのブラジルの伝統芸能を表現しきれていないと思います。
カポエイラ暦17年目の自戒をこめて、まだまだ本質的な興味深いところは、世に出回りきっていないので、もっといろいろな角度から紹介しないといけないと思っていたところでした。 カポエイラは口頭伝承です。ブラジルの先駆者の先生たちも文献として残しているのを見て、あぁ文字で残すべきと最近悶々としていました。 コロナ禍、ソーシャルディスタンスをとりながら、人類みなスマホ時代、blogで描いていこうと思います。 カポエイラの動きの一端から描いてみますね。 攻撃、防御、移動の動きを中心に理にかなった動きを相手と合わせたり、相手を引き寄せたり、離れたり、2人で低い動きをしたり、高い動きをしたりします。駆け引きを無限に楽しみます。 上級者になっていけばそれはそれで周りを魅了する動きはできます。コレもカポエイラ。でもはじめたばかりの人や、子供たちでも、相手をよく見て体で会話(体話)するができている攻防は見ていてとてもユニークだったり、2人の体話の広がりや行方をみたくなります。漫談やコントや、無声映画のワンシーンを見ているような時もあります。 カポエイラに勝ち負けはない(と私は考えている)でも周りで見ている人=Rodaというサークルを作っている人たちから、素晴らしい攻防には称賛の声や拍手、掛け声がかかったりするようなことがあります。この辺りは動きと言うより、アート=芸能という位置づけらしいところと感じます。 そんなカポエイラで今日、小学一年生男子がある技(Rabo de arraia)をTくんMちゃん、カポエイラ暦の長い人たちとの練習から習得しました。 実は今日はみんなに、満足な練習(練習量や練習内容の確保)が難しい日でした。キッズがご機嫌斜めになったり、眠くてウトウトしはじめているのをみんなで優しく見守りました。 それはそれで安心感のある世界だったのかなと思いますが、お手本は示せず口頭だけでのレッスンでした。 そんな中、今年4月から一年生になった男子にRabo de arraia に挑戦する時間を持ってもらいました。。。できるようになっていく過程はワクワクしましたね。。。あーっと言う間にできるようになっていったあの瞬間って神々しさを感じるんですよ。 ありがたい記念日記録のログの日!!
コメントを残す